アラバスター 『サモトラケのニケ』 Ditta Prof. G. Bessi と刻印あり ヘレニズム時代の彫刻の代表的な作品。
勝利の女神ニケをモチーフにしたものとして貴重な彫像でフランスのルーブル美術館に所蔵されています。
優美でダイナミックな姿や翼を広げた女性という特徴的なモチーフなどが印象的で人気です。
ミロのヴィーナスと同様「不完全さ」が多くの人々を魅了しています。
映画『タイタニック』で、ヒロインがタイタニック号の甲板先端で両手を広げたポーズを取るシーンがありますが、 あれは船の舳先に立つニケの真似をしているんだそうです。
スポーツウェアメーカーナイキの社名の由来でもあり、 ナイキのロゴはこの像の翼をイメージしたものなんだそうです。
ルーブルの三大至宝として有名なこの彫刻像をモチーフに製作された作品です。
【サイズ】高さ約1m3cm 幅約71cm 奥行約63cm 重量感あり素材はアラバスター(雪花石膏)だと思われますが、 素材の詳細までは調査しておりません。
【送 料】地域により異なりますのでお気軽にお問い合わせください。
翼ははめ込み式になっています。
Giuseppe Bessi(1857-1922)は 1891年頃から約20年間、アラバスター(雪花石膏)の採掘地として知られる ヴォルテッラの美術学校で教鞭を執っていました。
新古典主義の流れを汲む作品はパリやトリノ、セントルイス等の世界展示会にて 大きな商業的成功を収めておりその功績を讃え、フィレンツェには 彼の名前にちなんで名付けられた通りがあります。
Ditta Prof.G.Bessi とサインが入っています。